東大に合格するような頭脳を持っていても留年する人が発生してしまうのは悲しい現実です。私が知っている範囲で留年しやすい人の特徴をまとめてみました。
大学の近所に住んでいる人
大学の近所に住んでいると朝遅くま寝ていられるというメリットがあります。しかしこれが学生の油断を招き、気が付くと1限、2限と起きる時間が遅くなり朝どころか午前の授業で姿を見なくなります。
加えて大学の近所だと学生のたまり場になりやすいのでじっくり勉強できる時間が減ります。こういったたまり場によく来る学生は総じて勉強しない学生なのでテスト前になると意外と頼りにならない点もマイナスです。
運動系はじめ時間的拘束が厳しいサークル・部活の人
練習時間が膨大なサークル・部活動に入ると勉強する時間が減ります。それどころか場合によっては試合や遠征等が原因で授業に出られなくなる場合もザラです。優しい教授だと考慮してくれる場合もありますが、基本的には欠席扱いで容赦なく出席点を失います。出席点が大きい授業だと期末テストで相当頑張らないと単位をゲットできないです。
ただし、こういった部活動はOBのコネ、本人の意識の高さ(勉強に対する意識が高いかは分かりませんが…)により留年しても就活はじめ世間体の評判は良いことが多いです。とはいえ留年にはお金もかかるのでブラックっぽい部活に入る場合は気をつけましょう。
チャラチャラした東大生
本人たちはさぞ楽しいのでしょうがリアルの充実と勉強の楽しさは反比例します。とくに飲み会ばっかやっているようなサークルに入っている人でテスト前にヒイヒイ言っていない人を探すのは難しいです。最低限の勉強を済ませてから遊ぶ方がよいと思います。
上記3つに当てはまるように授業にほとんど来ない人は留年しやすいです。逆を言うと授業に毎日出ればよほどのことがない限り留年はしません。
進振りが原因で留年する場合
東大には2年生の時に自信の成績と希望に基づいて3年時以降進学する学部を決める進学選択(進振り)があります。実はこの進振りも留年発生に大きく貢献しています。
進振りガチ勢にありがちで、具体的には行きたい学部に行くためにわざと留年することで進振り点を吊り上げようとする場合です。1年留年すれば普通の東大生よりも履修計画にゆとりができ、1科目に使える勉強時間は増えるのでいい成績を取りやすくなります。また文系から理転する場合は履修する授業が大幅に増えることも多く留年せざるを得ないこともあります。
まとめ
忙しすぎるサークル・充実しすぎた生活により授業に来なくなり、留年というのは全大学共通だと思います。東大に特徴的なのはやはり進振り留年ですね。留年はできれば避けたいことなので気を付けるに越したことはないでしょう。
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