東大生が教える大学の地雷授業・大鬼教員の見分け方

異常に厳しい授業をとってしまい苦しんでいる大学生は少なくないと思います。まして今はオンラインで行われるものもあり、情報が入手しにくい。私も今まで何人か理不尽な教員を見てきました。こういった教員を避ける方法はないのか、ということで私自身の経験と独断に基づき地雷授業・大鬼教員の見分け方を伝授します。

後から気がついても遅いのでできるだけシラバスや授業初回から2回目くらいまでで判定できるような要素をメインにしています。

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やたら脅してくる教員

「この授業は厳しいぞ」とか「去年は○人落としたんだよねw」とか自慢してくる教員はロクな人がいません。おそらく99パーセントクソです。やる気がない学生を撤退させるために言っていると思われる教授もいますが、残った学生にも高確率で地獄が待っています。このタイプの教授は教え方があり得ないレベルで下手だったり、テストが難しすぎたりすることが多い反面、そのミスを100パーセント学生の責任として自身の授業を顧みることはありません。PDCAサイクルなんてあったもんじゃないです。もし中高の教員ならたぶんボロクソに叩かれてます。

幸いなことにこういった類の警告は初回授業で出ることが多く、安心して切ることができます。優しい教員でも落とすときは落としてくるのが大学の授業ですが、こういった自慢をする教員はやはり人格破綻者が多いです。

出席点がないのに出席を強要する授業

シラバスや初回ガイダンスでたまに発見できるタイプのクソ授業。「出席点はありませんが、○回休むと単位を落とすorテストを受験できない」などと記載されています。ただし出席前提の実習やゼミ形式の授業は除きます(というかさすがにこれは出席しないと単位来ないのがふつう)。

出席点というのは本番出来の悪かった学生の救済という側面が強く、一方でテスト・レポート一発勝負はサボってもよいがしっかり勉強しろというのが暗黙の了解。これら二つのタイプの悪いところ取りした上記のような授業は救済が一切ないくせにテストもアホみたいに難しいという場合も。

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履修者が極端に少ない

初回から履修者が少ない講義もイエローカード。選択必修なのに該当する学科の学生が少ない場合はレッドカード(初回に所属アンケートをしたりオンラインの場合は参加者の名前に所属を入れさせたりすることがあるのでわかることがあります)。

この場合、その授業や教員がクソであることが広く知れ渡っており、明らかに人気がなく、学生にさけられている証拠です。大鬼教授はオフ会0人でショックを受けるような性格はしておらず、むしろ喜んじゃうような人種なので履修者が少ないことを気にしていない場合も怪しむべきです。

ただし、ここでいう履修者数はその授業の立ち位置によって多い少ないは変化します。極端な例を示すと定員100人の学科で選択必修となっている授業の履修者10名と定員10人の学科で選択必修となっている授業の履修者5人では後者の方が数は少ないですが前者の方が地雷の可能性が高いです。なぜなら前者は10パーセントしか選択しなかった授業ですが後者は50パーセントが選択したということになるからです。その授業がどういった立ち位置の授業かということは便覧を見ればわかります。

また1限と2限ではおそらく2限の方が履修しようとする人は多いでしょうからこういったことも踏まえて判断します。

履修者が極端に多い

さっきとは反対に履修者が極端に多い場合も危険です。もちろん人気授業という可能性もありますが、それとは反対に大量の人間が不可ってるが故に履修者が多いだけかもしれません。

当該授業を必修・選択必修にしている学科の定員を大幅に超えていそうな場合は「2回目の学生」が多いと考えられるので避けた方がよいでしょう。

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政治色が強い

教員がイデオロギーを前面に押し出してくる授業も要注意。文系科目の歴史や文学、思想の授業でよくあるパターン。こうした授業はテストの出来よりも教員との相性、教員の考えに迎合できるかが重視される傾向があり、そもそも教授と会わない授業は勉強していて面白くありません。

ただし、教授と政治思想が近い場合は一気に楽単に生まれ変わることもあります。

要求スキルが多い・レベルが高い

主に理系の専門科目でありがち。統計必須、物理必須など。理系の授業は積み重ね的な部分もあるため当たり前と言えば当たり前ですが要求スキルが多すぎる場合、話は別。物化生地をすべて理解していることを要求したり複数の授業の履修を前提としたりするような授業は避けた方が無難です。

また、明らかに要求のレベルが高すぎる場合も警戒。専門の授業ではない学科なのに専門の学科と同レベルの授業をしようとする場合とくに地雷(概論なのに学部生クラスの知識がすでにあることを要求、数学科や物理学科じゃないのに大学教養レベル以上の数学を強要など)。

シラバスやガイダンスで察知できる場合も少なくないです。こうした授業は基本的に復習はしてくれないため最後まで完走すること自体が困難です。とくに他学部・他学科の学生がこうした授業をとると大やけどします。

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