(東大授業)英語一列とかいう暗記ゲーを紹介

コラム

東大の英語の授業には様々な種類がありますがその中でもとくに悪名高いのが英語一列です。ぶっちゃけこの授業を楽しかったと言っている人はほぼ皆無だと断言できるようなカスです。なぜこんな有様になってしまうのか紹介していきたいと思います。

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入試成績でクラス分け

英語一列のクラスは入試の成績でクラスが分けられてしまいます。一番レベルが高いクラスのG1は上位1割、2番目のG2は上位1割~4割、残りがG3です。G1に入るには驚異的な英語の成績が必要なので実質的に帰国子女専門クラスです。普通の人はG2かG3です。

クラスごとに教える内容は異なります。G1は英語オンリーでディスカッション等が中心らしいです。まぁ一回もG1になったことないから知らんけどw G2は日本語が中心でたまーにディスカッションやグループワークがあるかなぁといった具合になっているはずです。G3は日本語で教科書の解説をするだけです。高校の英語と大して変わりません。

教員選択は運ゲー

クラスは受験の成績で決められます。これについては納得できる人が多いと思いますが、英語一列の担当教員は完全にランダムです。教員ごとに内容に差がないならいいですが残念ながらそうはいきません。私はG2とG3を両方体験しましたが私のG2教員はディスカッションなんぞせずひたすらほとんど本文解説しかしない人でしたし、G3の教員は「君らG3でしょwww」と学生を煽ってくるタイプの教員でした。

成績に関しては基本的に期末テスト勝負となりますが何割かは平常点として教員が自由に点数をつけることができます。この点数は出席点の人もいればレポートの人もいます。そのためハズレを引くと死にます。

ターム制の問題点

この授業、表面上4学期制をとっている東大においてはターム制授業になっています。つまり通常の2単位制の授業なら3か月ほど授業が続きますが英語一列は1月半くらいでおわります。ラッキーに思われるかもしれませんがこれが壮絶なクソ要因です。なぜなら期末テストは必ず学期末の7月か1月に行われるため、4月もしくは9月から授業が始まった場合は授業終了から期末テストまでかなり時間が空いてしまいます。もちろんそれだけ空いたら記憶が飛ぶに決まっているので著しく不平等です。

テストは暗記ゲー

テストはマークが中心ですが本当にしょうもないテストとしか言いようがないです。重要とは思えない単語が穴埋め問題の答えになっていたり、そもそも制限時間が短かったりです。そのため英語を理解するよりは本文を暗記してしまうことが経験上、良い成績をとる最適解になっています。そのためこの授業は英語一列ならぬ暗記一列と揶揄されることもあります。

また、リスニングもありますがこちらもある程度は授業中のリスニング教材から出題されるため結局暗記ゲーです。教科書本文とリスニングスクリプトをある程度暗記しようとすると膨大な量になるので辛いということは言うまでもない。

必修で2単位必要

これだけクソな英語一列ですが残念ながら必修で逃げることはできません。他の英語の成績次第では単位が来る平均点合格という裏技もないわけではないですが基本的に強制的に取り組まざるを得ないです。

しかも上述のとおり、1科目2単位というよりは科目ずつ2単位という形なので普通の授業で2単位とるよりも面倒です。テストも2回ありますし。

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