騙されるな!持ち込み可のテストが簡単とは限らない理由(大学生活)

大学に入学すると高校までのテストと違って試験時にノートやプリントを持ち込んでもよいという場合があります。パソコンなどの持ち込みは禁止されていることが多いものの基本的に授業で使った資料は持ち込めるので一見すると楽勝でテストを乗り切ることができるように思えます。しかしここには大きな落とし穴があります。今回は持ち込み可のテストについて考えていきましょう。

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制限時間が短すぎる

持ち込み可になっていても問題数が多い、あるいは要求字数が多いという試験もあります。このパターンの試験を引いた場合、持ち込んだ資料から悠長に答えを探していると到底間に合わない可能性が高いです。まったく勉強せずに友達に泣き付いて資料だけ借りた状態で突撃すると痛い目を見ることになります。

授業の内容をある程度把握し、本番では持ち込んだ資料で細かい部分(たとえばグラフの具体的な数値など)を確認するくらいに仕上げておかないとタイムオーバーで失敗します。

そもそも持ち込んでも意味が分からん

試験の難易度が異常に高い場合は、資料持込みの意義が薄くなります。手元に資料やノートがあったところで何を言っているのかさっぱりわからんという状態です。難しすぎて笑えて来ます。私はこういった試験に出会った時はとりあえずなんか書いとけの精神で単位をもらいました。

激ムズを引いた場合、周りの人もほとんど理解できていないため、相対的に評価すると差がつかず、意外と単位が来ることもあります。ただ下駄をはかせず、テストの素点のみで評価した結果、上限ギリギリまで不可らせる大鬼教員もいるとのうわさなのでどうしようもないです。勉強してもなかなか解けないのでこういった教員の授業は取らないのが吉です。必修だった場合は…お察しください。

逆に簡単すぎるのも問題

持ち込み可の試験でも油断ならないのはお分かりいただけたかと思います。しかしそうはいっても「持ち込みできるんだから楽なのもあるでしょ?」と思った人、それは正しいです。たしかに持ち込みが可能になった結果楽単になる場合もあります。しかしその場合でも注意点があります。

それは楽すぎて差がつかなくなることです。特に持ち込み可でテスト自体もそれほど難しくないという問題になると授業一回も来ていない、そしてテスト勉強もしていないという人でも単位取得を狙えます。ただこうなった場合損をするのは、まじめに出席していた人です。努力は水の泡になります。しかも運が悪いと相対評価になった場合、せっかく頑張っても上位の成績をとれなくなる恐れもあります。

不真面目な人にはプラスですが正直者にはマイナスです。

事前の情報収集を。

こういったテストの情報は先輩や逆評定などであらかじめサーチしておき、自分の大学生活戦略とよく相談しながら履修するかどうか決めておかないと後で痛い目を見ます。

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