(東大授業)日本国憲法とかいう教職科目なのに内容が安定しない科目

大学生の方は授業は順調でしょうか?大学に入学すると教員免許を取るかどうか悩んでいる人も多いんじゃないかと思います。3年以降の専門課程が教員免許取得の本番ですが1,2年生のうちに履修しておかないと大変なことになる教科として日本国憲法という授業があります。今回はこれの紹介をしてみたいと思います。

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教員免許取得に必須

大学で教員免許を取得する場合、あらかじめ決められた単位を取り、教育実習等を乗り切ればOKです。まぁ、自分は持っていないし、卒業していないのであれですが、とにかくそういうシステムのようです。おそらく他の大学でも同様だと思います。

その指定の単位には憲法に関する授業が含まれていて、東大の場合、駒場の日本国憲法という授業が該当します。これは必須なのでこの授業を取らずに教員免許を取得することは不可能です。数学や理科といった理系科目の教員を目指す場合も同様で、逃げることは不可能です。

後期課程の学生は選択できない

日本国憲法は前期課程の授業なので後期課程(3,4年生や大学院生)は絶対に履修することができません。そのため少しでも教員免許取得を考えているなら駒場のうちに単位を取らねばなりません。

一応駒場の日本国憲法を取り損ねても本郷キャンパスで開講されている法学部の憲法の授業をとればセーフらしいですが法学部の憲法を取ろうと思ったら駒場でとった方がはるかにコスパがいいです。無理ゲーです。法学部を考えている人以外で教員免許を取る場合、駒場でとらないと後悔することになると思います。

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暗記地獄で点も来ない

内容の方は暗記暗記&暗記という授業です。さすがに憲法全部暗記させることはしませんが、重要な条文とその解釈については暗記が必要です。はっきり言って憲法に興味がないと苦痛しかない…。学説に疑問があってもテストでは授業通りに答えないと当然誤答になるため自分で憲法について考えるという余地が全くないです。

Sセメスター、Aセメスター双方で開講されますが担当する教授が違います。そして教える内容や使用する教科書も微妙に異なります。無理だと思ったらもう一方の教員に乗り換えるのもありです。

ちなみに点は来ないので、点数目当てで日本国憲法をとることはお勧めしないです。死ぬほど勉強して80前半の優が来るかなぁという具合。90以上は憲法マニアの独占で一般人が自力では厳しいと思います。進振りで足を引っ張られたくない場合は内定が決まった後の2年のAセメスターに履修するのも手です。ただし単位を落とした場合は法学部の憲法送りになるか教員免許をあきらめなければならなくなるのでリスクもあります。履修するかどうかも含めてよく考えましょう。

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