[大学受験]東大に受かるのに才能は必要なのか?

コラム

一般のイメージで言うと東京大学の学生は才能にあふれた変人ばかりというイメージがあると思います。今回は東大に受かるのに才能が必須かどうかということについて個人的な意見を述べたいと思います。

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一般的な「イメージ」は歪められている

東大のイメージというとクイズ番組やバラエティ番組の影響で強烈な天才や変人しかいないと思われるかもしれません。頭の中で常に数学のモデルを用いているような人や歴史の死ぬほどマニアックな単語を知っている人などなどです。

確かにそういう人もいますがそれはごく一部で普通の人間の方が多いような気がします。クイズ番組に出てくるような意味不明な問題の答えが分かるような人間ばかりではないのです。私もさっぱりわかりませんねw。

東京大学がメディアに取り上げられやすいのは分かっています。赤門前でインタビューしているところも見たことあります。ただ変人や天才ばかりが取り上げられてイメージが捻じ曲げられているといった感じは否定できません。個人的には偏見を抱かせるようなことはやめてもらいたいのですが…まあ面白い番組を作らなければならないという点でかなわぬ願いでしょう。

あった方が有利だが必須ではない

一般的なイメージに対する見解を述べたうえで結論から言いますと才能は必須ではないと思いますね。私自身、家柄もよくないし地方出身でお世辞にも才能が豊かとは言えないといった状態です。もちろん親が医者、弁護士、官僚、学者…そんな人は捨てるほどいます。しかし一方で普通レベルの人間もおり、そういう人たちが合格できるのですから才能は必須ではないでしょうね。

例を挙げますと大学のゼミの時間に常識的でレベルの高くない漢字の読みを間違えていた人がいました。才能がある人ならとても間違えようがないようなものだったのでその人は努力して合格したタイプの人間なのでしょう。ただし、才能があった方が有利なのは間違いありません。大学入学後の第二外国語の授業で教科書に載っていた単語を一瞬で覚えていた猛者がいましたが、私は必死に勉強して覚えていたので本当にこういう人間がいるのかと驚きましたね。こういう人は東大くらい楽勝で受かると思います。

合格だけなら才能がなくても何とかなりますが理科三類とその他の科類のトップクラスで入学するには多少なりとも才能がいると思います。このレベルになってくると理解しがたいような実力者ばかりになってきますw。腐っても日本一の大学なのでトップの連中は頭の構造から違うんじゃないと思うこともあります。まあ最下位合格でも合格は合格なので上位合格者についてはあまり気にしないほうがよいでしょう。張り合っても自己嫌悪に陥るだけです。

必要なのは才能よりも努力

普通の合格者もいることを考えると合格に必要なのは才能よりも努力ですね。当たり前すぎることですが才能のない人間が努力せずに合格できるほど甘くはないと思います。私も最初から勉強ができたわけではありませんが死ぬほど勉強してやっとマシになりました。才能に恵まれていない人は厳しい戦いにはなりますが努力に努力を重ねるしかありません。才能で付けられた差を巻き返すのには努力以外にはありません。とにかく勉強することで才能の差をひっくり返して合格することができるように頑張りましょう。普通の人でも受かっている大学です。上位の人たちを気にせず普通レベルで合格することを目指しましょう。

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