センターリサーチでE判定でも絶望してはいけない理由

受験

センターリサーチも手元に戻り、予備校等のセンター合否判定システムにより最終的な判定が出され、色々な思いを抱いたと思います。もちろんE判定はじめ思うような結果が出なかった人もいるでしょう。とはいえ願書の締め切りは近づいてきており、決断を出さねばなりません。しかしセンターリサーチでE判定だったからと言って必ず絶望しなければならないわけではなりません。今回はその理由をいくつか述べたいと思います。

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E判定でも受かる人はいる

E判定は合格確率20パーセント以下を表すと思いますがこれは0パーセントを意味しているわけではないのです。つまりセンターの段階ではE判定でも2次試験で巻き返す還付性は十分残されています。つまりまだあきらめるには早いのです。実際にセンターで爆死して合格した人もいます。私の友人にはセンター750点切っていましたがそれでも文科2類に現役で合格した人がいました。

もちろんA判定に比べれば状況が悪いというのは確かです。しかしE判定を8割で落ちると考えずに2割で受かると考えるのも発想の転換としては悪くないと思います。

足切り点の低下

近年は難関大学でも足切り点が低下、もしくは足切りが行われないというパターンが増えてきています。東大については足切りが行われないことも珍しくなくなってきたし、足切り点が700点を下回っていることもあります。よっぽど低い点でなければ足切りにはかからない可能性もあり、この場合は理論上2次で挽回が可能です。予備校の足切り予想もセンターリサーチの段階のものであり、これを受けて志望校を変える人は結構いるため最終的な足切り点はやってみないと分かりません。ただし足切りボーダー上の人や京都大学のように強制的に足切りにあう点が存在する大学を志望する場合はもし足切りにあった時のことを考えて慎重になるべきだとは思います。

センターの配点が低い大学もある

センターの配点が低い大学は結構あります。東大は900点満点のセンターなのにたったの110点に圧縮されます。2次試験は440点ということを考えるとその差は歴然です。他にもセンターの配点が低く2次試験勝負の大学はたくさんあります。こういった大学ならたとえセンターで失敗しても2次で逆転するのは不可能ではありません。あきらめずに勉強する価値はあると思います。自分の志望校がセンター重視か否かは良く調べる必要があるでしょう。

まとめ

たしかにE判定が出ると厳しいというのは事実です。両親や先生とよく話し合って志望校を決定するべきではあります。ですが逆境を跳ね返し逆転合格した猛者も歴史上数多くいます。E判定がでてもあきらめないという選択肢は個人的にはありだと思うし、そういった気合のある受験生にたくさん合格してほしいと思っています。

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