(大学受験)東大世界史対策、合格点が取れる勉強法を紹介(大問2,3編)

世界史

前回に続いて今回は東大の世界史対策のうち大問2と大問3について述べたいと思います。大問1はやや難しいですがこちらは標準的な問題が多く、そのためにミスは許されません。得点源にできるようにしたいものだと思います。

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大問2は基本的な論述対策を

大問2は数行(60~120字程度)の論述で字数は多くありません。600字を見た後だといくぶん少なく感じてしまいますw問題としても標準的なものが多く、マニアックな内容を論述させることはまずありません。字数も手ごろなため文章構成力を見るというよりは世界史の知識があるかどうかを問うている問題に近いと思います。そのため標準的な知識が根付いていることが重要です。基本的な事項が不安という人は復習するべきでしょう。最低でもセンター9割レベルの知識はほしいところです。

知識面で不安のない人は問題演習をしましょう。大問1に比べれば平易ですがその分失点は許されないので短いからと言って油断は禁物です。扱う教材は直前期なら過去問(27か年)でよいでしょう。

もっと早い段階から世界史の論述に慣れたいという高1,2年生の人は標準的な論述問題集に取り組んで論述力の基礎を付けましょう。定期テストにはあまり出題されなくても入試では論述が中心なので効果は後からついてくると思います。

大問1同様できれば教師に添削をしてもらうことが望ましいです。短めとはいえできていると勘違いすると本番で思わぬミスにつながる可能性があります。間違っている部分はどこが悪かったか考えて同じミスをしないように復習していくことが一番の対策です。

大問3は穴のない知識が必要

大問3は一問一答形式の問題です。私大とは異なりマニアックな問題はほぼ出ないので特別に対策するということはなく、標準的な知識で満点が狙える都市がほとんどでしょう。しかし大問3はあらゆる地域、時代から出題されるので特定の分野において穴があると失点する可能性が大きくなります。このことは大問1,2にも言えることですが弱点がないようにまんべんなく仕上げることが思わぬ失敗を防ぐことにつながります。特に西欧・中国以外の地域、戦後史からの出題には気を付けましょう。学校では軽く扱われてしまうところでも受験本番では考慮してくれません。対策としては教科書レベルの出題が中心なのであえて参考書を買うことはしなくてもよいと思います。教科書の読み込みで十分でしょう。特に過去問や論述問題で間違えた分野については穴になっている可能性が高いので重点的に見直しておくのがよいと思います。

こちらは一問一答形式なので添削の必要はありません。自己採点で十分です。

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