[大学受験]世界史の勉強法(日常編)

世界史の勉強法について述べたいと思います。今回は日常編ということで志望校の2次試験対策やセンター試験の受験対策というよりは、主に高1,2年生の日常的な世界史の学習にスポットをあてて解説していきたいと思います。

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授業の復習が中心

世界史の日常学習の基本は授業で扱った内容を覚えることです。2次試験では論述試験が中心ですが暗記がしっかりしていないと解答欄を埋めることすら困難になります。基礎を侮らないように確実に覚えていきましょう。数学や理科と違ってとりあえず暗記しておけば最低でもセンターは突破可能なので苦手な人は取り組みましょう。暗記の際には重要単語を中心に覚え、世界史の流れ(因果関係や出来事の順番等)を意識しましょう。ただし、私大受験者の場合はマニアックな単語も出題されるのでそれほど重要ではない単語についてもできる限り覚えたいものです。

個人的に日常学習に重宝するのは書き込み式の参考書や問題集です。私のお勧めは山川の『書き込み教科書』ですね。世界史が苦手な人は読んでいるだけではなかなか見につかないと思いますが『書き込み教科書』は書くという作業を挟むことで重要事項の暗記がはかどると思います。目だけ使って読むだけでなく、手で実際に書いてみることは英語だけでなく世界史でも有効です。書き込む単語は基本的に重要単語ばかりなので書き込んだ後の見返しの時には参考書に早変わりです。

学校によっては山川の教科書を使っていなかったり、教師によってはプリントを使用したりしますが、山川の世界史は世界史教科書の中では結構シェアが高く、重要なところは網羅できているのでお勧めできます。マニアックな単語は載っている教科書、ない教科書とありますが本当に重要な事項についてはどの教科書にも載っているはずなので別の教科書使用者でも何とかなると思います。

世界史が好きな人は定期テスト前でOK

世界史が好きな人、得意な人は日常的な勉強はあまり必要ないですね。こういう人は授業を受けただけでもそれなりに頭に入ってしまうものなので。ただし、定期テスト前にはノートやプリント、教科書を見直しておきましょう。流石に無勉でいくのは不安ですし何かの間違いで爆死したら気分もよくないですからね。テスト前の集中勉強で十分基礎については対応できると思います。ぶっちゃけ世界史やるよりも日常学習には英語や数学に時間を使うようにしましょう。

もちろん特異な人であっても日常学習のみでは2次試験の論述問題で高得点をとることは不可能なので3年時にはそれ用の対策が必要です。このことは別の記事でまた述べたいと思います。

まとめ

・苦手な人は書き込み式の基礎問題集・参考書を使って書いておぼえる。

・特異な人は定期テスト前の集中勉強で日常学習は十分。

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