星の数ほど？ある英単語帳からどの英単語帳を買えばいいか、ぶっちゃけよくわかんないですよね。私もよく悩んでいた覚えがあります。今回は大学受験において使うおすすめ英単語帳を目的別に紹介していきたいと思います。
読解重視＆ハイレベル対応の速読英単語
まずはZ会から出版されている速読英単語シリーズです。入必修編、上級編、熟語編、入門編の4冊があります。
特徴としては英文を読ませてそこから英単語を覚えていきましょうと言う点です。必修編は英文の本数も充実しており、最初は短くかなり簡単なものから終わりの方では難関大レベルの英文も登場します。本文と英単語解説のページを何度も読み込んでいけば英単語力だけでなく文字通り速読の力もついていきます。必修編だけで難関大英語に挑む必要十分の力はつきます。
上級編は難易度が高いです。英文の質・量ともに難しい慶応はじめとした難関私大向けだと思います。東大の場合、理3以外なら無理して取り組まなくても合格最低点を超えることはできます。また、英語以外に苦手教科があり、英語で貯金を作りたい方はやっても損はないかと。
熟語編も難関大向けだと思います。盲点になりがちな熟語ですが「Vintage」などの文法書にも熟語対策のページが載っている場合があるので買うかどうかは他の参考書との兼ね合い次第です。
逆に入門編は大学受験用というよりは日常学習用といった側面が強いです。中学英語や高校の英語の授業をまじめに受けていればあまりお世話になることはなさそうです。必修編で歯が立たない…といった事態でなければ受験生が無理して買わなくても良いと思います。受験においては必修編が一番です。
全体的に読解重視の構成なので読解問題が中心の大学を受けようとしている人にお勧めです。とにかく必須編を買って繰り返し取り組むのが重要です。
英作文重視ならDUO
短めの例文からターゲットになる英単語を覚えていくのが「DUO」です。例文には重要単語と重要熟語がこれでもかと濃縮され、解説も充実しています。1冊で英単語と熟語の両方を身に着けるという点では非常に優秀です。また、単調にならないように例文の内容も親しみやすくなるように工夫が施されています。英単語の難易度的には「速読英単語必修編」とほぼ同じくらい。「上級編」よりは簡単です。難関大レベルの英語対策には十分です。
英作文は英借文とも言われており、例文暗記は英作文に効果的です。「DUO」で例文とともに単語・熟語を覚えていけば難関大、とくに英作文重視の大学では優位に立てます。
まとめ
読解重視の「速単」と英作重視の「DUO」というかんじです。
英単語帳は何冊もやるよりは1冊を完ぺきに仕上げることが重要です。「これだ！」と決めたら合格まで単語帳を信じて繰り返し学習するのが合格の近道だと思います。
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