巨人2019年戦力外予想。森福らFA組やクックら助っ人の去就は?

プロ野球のペナントも終盤に入り優勝争いも気になるころですが、一方で来季の戦力はどうなるのかということも気になりだす季節だと思います。特に巨人はFAや助っ人補強に積極的なので去就が気になる人も多いです。

今回は巨人の2019年戦力外予想を行いたいと思います。また出来る限り戦力外の理由や成績等にも触れていきたいと思います。

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森福充彦

今季成績は0勝0敗3ホールド。防御率6.23(8月25日現在。以下も同じ)

2017年シーズンから巨人でプレーしている元ソフトバンクの投手。FA移籍後はワンポイントを卒業し、リリーフでフル回転することを期待されましたがFA時に結んだ2年契約では結果を出せず。1年契約を結んだ今シーズンも防御率6.23で昇格後も長く持たずに2軍降格しています。

現状では極めて厳しい成績と言わざるを得ません。しかし今シーズンは2軍では好投しているのでシーズン終盤に残留に向けて最後のチャンスがある可能性はあります。

R.クック

今季成績0勝2敗6セーブ。防御率5.25

カミネロに代わる抑えとして獲得した外国人選手。しかし12試合に登板するも球種は多くないし安定感もなく、加えて怪我で1軍を離脱してしまいました。中川やクックの代わりにシーズン中獲得したデラロサが活躍しているため残留の可能性は低そうです。

終盤になって先発転向と言われています。本人に先発適性があって成功すれば残留するかもしれませんが…。

T.ヤングマン

今季成績3勝4敗。防御率6.09。

昨シーズンは好投するも外人枠や怪我の影響でシーズンフル稼働はならず。一方で今シーズンは3勝してはいるものの内容は悪く、野手陣に助けられている感が否定できません。得意のカーブも去年ほどのキレがないように感じます。1軍登板と抹消を繰り返しており残留よりは新しく外国人先発ピッチャーを獲得しようという流れになるのではないでしょうか。

田原誠次

今季成績2勝2敗5ホールド。防御率4.32。

去年は防御率2.56と中継ぎが弱いといわれる巨人の中ではそこそこ活躍。しかし今季は防御率が悪化し、2軍にいる期間も長くなっています。

また去年のオフの契約更改では中継ぎ陣の待遇の悪さを訴えて保留しました。田原選手もチーム事情で1軍2軍を何度も往復させられ、怒る気持ちは納得できます。しかし原監督はじめ首脳陣の印象が保留で好転したとは思えません。年齢面も考慮すると怪しいです。

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マルティネス

今季成績0本1打点。打率.125。

デビュー時にホームランを打ち、強烈なインパクトを与えた外国人選手。当たれば飛ぶタイプですがバットになかな当たらない…。3振が多いのは去年からですが今年も改善が見られません。まだ若いのは救いですが外国人選手なので枠の問題もあります。この調子では厳しいでしょう。

吉川大幾

今季成績0本0打点。打率.000。

2015年から巨人に移籍した選手。守備固めや代走要因が中心でしたが今シーズン久しぶりにスタメン起用。しかし安打0本(四球1)と期待に応えられず、2軍降格。その後は1度も昇格できていません。彼の取り柄であった代走・守備固めも重信選手や増田選手に役割を奪われてしまっています。

27歳という年齢を考えると切られる可能性は十分です。ただ、去年はファン感で大活躍しており、盛り上げ要因としては優秀だと思うので個人的にはなんとか巻き返してほしい…と願う選手です。

立岡宗一郎

今季成績0本1打点3盗塁。打率.286。

ソフトバンクから加入した野手。吉伸政権下ではスタメン出場もありましたが近年は控え起用が目立ちます。が、その控え枠の地位も吉川大幾選手と同様に脅かされ、代走の切り札枠としても微妙な立ち位置です。年齢も来年で30歳で、外野は丸、陽、亀井、外国人選手(今年はゲレーロ)と激戦区であることを考えると切られてもおかしくはない状態だと思います。

田中貴也

今季1軍出場なし。

育成出身の捕手。2軍では打率.242。炭谷が怪我をした際は岸田が昇格したため呼ばれず。現状では小林、炭谷、大城、岸田の序列であると考えられ、田中選手は1軍捕手が3人けがしなければ呼ばれる可能性は低いです。

2軍、3軍の試合を成立させるためには捕手の数をそろえることも必要です。実際に宇佐見選手がトレードされたため、気楽に切れるポジションではなくなってしまいました。しかし、もし巨人が今年のドラフトで捕手をとるようなことがあれば戦力外になってしまう可能性はあります。

C.ビヤヌエバ

今季成績8本24打点。打率.223。

昨シーズンはメジャー20発を放ったの期待の助っ人。しかし現状では10本も打てておらず、期待値ほどの活躍はできていません。2軍降格も何回か経験していますが、2軍の成績も打率2割以下です。

外人選手にしては若く、守備もうまいため2020年シーズンの成長にかけて保険で残すのはありかもしれません。しかし、同じく契約切れのゲレーロを考えるとビヤ、ゲレの2人共を残すとは思えません。少なくともどちらかは退団になると思います。

A.ゲレーロ

今季成績17本47打点。打率.249。

中日から獲得した本塁打王。しかし昨シーズンは思うように活躍できず。今シーズンも序盤は低空飛行で2軍落ちも経験し「これで終わりか」と誰もが思いましたが、夏以降は来季の契約のためか調子を上げてきました。

とはいえ4億という高額年俸がネックであり、現状維持の契約だと残留は厳しそうです。個人的には減俸受け入れるならもう1年見てもいいんじゃないかなぁと思う選手ですが。

まとめ

外国人選手の戦力外が多いです。浮いた枠のいくつかは外人補強に使うと思いますが、そのほかを見ても岩隈、中島、マシソンはじめ引退する可能性のある選手も多いため戦力外通告を受ける選手はこんなもんじゃないかと予想します。

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