(声優)天才、桐谷華&沢澤砂羽の復帰可能性はあるのか検証する

桐谷華・沢澤砂羽さん(以下敬称略)は現状続編ものにしか出演しておらずこのままではジリ貧であるのは火を見るより明らかである。彼女が美少女ゲームに復帰する可能性は果たしてあるのか、検討していきたい。

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シリーズの続編について

まずは現実的に彼女が出演してきたシリーズが今後も発売されるかを検討してみよう。

まず思い当たるのは2020年7月発売予定のLose『まいてつ』シリーズの続編『まいてつ Last Run』である。『まいてつ』にはメインヒロインで桐谷華が出演している。しかし『Last Run』は発売まで2か月を切っているにもかかわらずいまだにキャストが公開されていない。続編なら制作発表とほぼ同時にキャストが発表されても不思議ではなく、続編としては極めて異例である。キャスティングで何らかのトラブルがあるのか、それとも延期されるのかそう勘ぐられても仕方がない状況だ。(追記。案の定延期した模様)

『9-nine-』シリーズも完結編が出るという声がある。こちらは完結編発売と同時にアニメ化もあるのでは?と個人的に睨んでいるので降板の可能性は低いのではないだろうか。(追記。まさかの一般化…)

『恋姫無双』もリメイクやら続編やらをよく出すシリーズ。しかしこのシリーズは原因がよく分からない声優交代の前例があるので油断はできない。

『マジ恋』シリーズはいかんせん『マジ恋』が2009年の作品であり、もう10年以上酷使されている。10周年記念サイトでも完全新作の制作を示唆しており、シリーズ続編が発売される可能性は低そうだ。

Namelessの『Deep One』も続編の可能性が指摘されているが公式サイトでは続編の制作発表もない。『Deep One』は某所で中央値65とお世辞にも評判が良いとは言えない。新規ブランドで今後の展開が読みにくいシリーズだ。しかしこの業界は忘れたころに続編を出したりもするので一抹の望みにかけるのも悪くないかも。

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過去の先例を考える

桐谷華と同様に他の仕事が忙しくなったり、何らかの理由で美少女ゲームの出演が減少したりした(している)声優について検討してみよう。もちろん全て考慮することはできないのでいくつかの例を挙げるだけになってしまうが。

1澤田なつ

澤田なつは2012年から2013年夏くらいまでは別の仕事が忙しかったのかゲームの出演が激減している。この期間は『いろとりどりのセカイ』シリーズの続編のみである。しかし13年秋に『カルマルカサークル』で復帰、以後現在に至るまで年に数本ながら出演し続けている。

一度は続編以外でなくなったがその後に完全新作のメイン級まで復帰したパターンと言える。

2さくらはづき・浅野ゆずetc

2013年に忙しくなっていそうだが、この年は全盛期ほどの本数ではないが『月明かりランチ』など完全新作にも出演。しかし14年~17年は御用達のブランド以外は続編やサブキャラばかり。以後もおなじみのブランドが中心だが18年にはLaplacianの作品に初出演しており復活の兆しが見えると言えなくもない?

御用達のブランドを中心にメイン級でも完全新作に出演するパターンと考えていいだろう。

3三咲里奈

2000年代は結構ゲームに出ていた声優さんらしい。10年代に入ると出演作品が減り始め、12年以降は続編にしか出演しておらず、この傾向は現在も同じである。しかし調べてみるとこの人は00年代から結構忙しそうだった。10年代になると公私とも充実し出世ルートに乗っていた感がある。

続編なら出演するが、御用達ブランドでも完全新作なら出演は困難なパターンと言える。

9月2日追記。みなとそふとの新作で復帰が発表された。

4立花あや・佐藤しずくetc

2014年春の『your diary+H』を最後に完全新作に出演していない(この作品自体は移植だが追加ヒロインなので事実上完全新作である)。それ以後は『ダカーポ』シリーズ以外は続編含めても出演していないようだ。OP・EDでも2016年を最後に声を聴いた人はいないはず。

2015年~は大きなイベントや怪我、環境の変化もあったのかもしれない。

引退を明言してはいないが続編の制作もなく、新作出演の兆しも見えないため事実上引退状態になったパターンと言える。

5吉住陽菜・芹なづな・桃園になetc

吉住陽菜は『彼女のセイイキ』でサブキャラの名瀬ゆかな役を担当していたが2015年メインのお鉢が回ってきた『妹のセイイキ』では体調不良で降板している(引退も発表)。他は『アストラエアの白き永遠』も続編では降板。『ハナヒメアブソリュート』は2016年発売だがキャスト自体は2014年に公開済み。『ダカーポ3』シリーズは出演し続けているが2017年が最後である。2015年末には大きなイベントがありそうなので体調を万全にするための降板だったのかもしれない。

美少女ゲームからは完全に引退、出演しなくなったパターンと言える。(ただし『ダカーポ3』は忘れたころにFDが出る可能性もある?)

桐谷華復帰の検討

彼女の現在までの動きと過去の先例から考察してみる。

彼女は現在は続編のみの出演になっているが、今のところ降板は一度もしていない。この点は吉住陽菜と異なる点だ。『まいてつLast Run』はかなり不安な情勢だが今のところは降板の情報もなく出演してくれると信じたい。そして彼女は前述のとおり続編が発売されうるいくつかのシリーズに出演している。すぐに佐藤しずくのような事実上引退状態になるとも考えにくい。(もちろん3年、5年、10年と期間を開ければ引退になる可能性は十分あるがそれは桐谷華以外の声優も同じである。)

残るパターンは3種類だ。私は上述のさくらはづきパターンか三咲里奈パターンに落ち着くのではないかと推測する。最高である澤田なつパターンだが澤田なつは美少女ゲーム出演が激減した期間は1年半ほどでありその期間の前は普通にゲームに出演していた。桐谷華も激減してからすでに1年半たっているが、彼女の場合はむしろこれから大きな仕事があるのでこの期間はさらに伸びることがほぼ間違いない情勢であるし、そもそも大きな仕事が決まるはるかに前から出演が減っているため仕事を減らそうという意図を感じる。ゆえに澤田なつパターンを期待することは難しい。

ゆえに続編には出るが完全新作には出ない三咲里奈、もしくは御用達ブランドと続編中心の出演になるさくらはづきパターンになると考えられる。ではこのどちらになるのか。強いて言えば私は個人的な願望も込みでさくらはづきパターンになると思う。桐谷を連投して起用していたブランドが多いこと、大きな仕事が終わっても三咲里奈のようなガチ出世ルートに乗るかはまだ不明でこちらとの関係を維持するのは決して悪いことではないと思うからである(もちろん突然アイドル路線に変更とかなら話は変わるが…)。桐谷華を連投していた代表的なブランドであるゆずソフトはかつて起用していた声優を新作で再起用することがしばしばあり、『ステラ』では車の人が6年ぶりに復帰している。この前例も私の楽観的な考えを補強している。また箔がつけばみなとそふとやLump of sugar、CUBEといった有名声優重視のブランドがひと段落したころに起用する可能性もある。

まとめ

桐谷華は続編には出演し続け、御用達ブランドに限り新作の出演可能性もある、というかそうであってほしい。これが私の願望丸出しな見込みである。

最低でも続編に出なくなるということは現時点では多分ないのでメーカーさんには続編の灯を絶やさないでもらいたいというのが本音である。

追記。最近ソシャゲで桐谷華復帰が話題になっていたがあくまでもゲームの本質は買いきり型であるし、そもそも完全新規のソシャゲではなかったことからこれを復帰というのは大げさに感じる。

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