東大合格者が教える英単語の暗記法について

英単語帳の使用法についてはすでに書きましたが今回は英単語をどう暗記していくか考えていきたいと思います。英語は文法も大事ですが最低限の単語力がないと長文読解の際にお話にならないので覚悟して取り組みましょう。

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通学等のすきま時間を利用する

まずはちょっとした空き時間を利用するということです。当たり前のことですが難関大志望者は勉強の質も量もそれなりに確保しています。小さいころから英語に親しんでいる上位層に少しでも食らいつくにはこちらも時間を投入するしかありません。とはいえ一日に覚えられる単語の量には限界があるので毎日コツコツ勉強することで時間を積み上げていく必要があります。そこで空き時間を使おうというわけです。バスや電車に乗っているときに単語帳を読みましょう。

ただし注意点が2つほどあります。1つ目は通学時間中の勉強は机に座っているときよりも効率が下がるということです。周囲にうるさい人がいるかもしれないし場合によっては満員で読むスペースがないということも考えられます。ここで新しい単語を覚えようと思っても難しいので今までに覚えてきた単語の確認のために時間を使う方がよいと思います。2つ目は乗り物酔いする人は気を付けましょうということです。とくにバスは酔う可能性が高いので苦手な人は避けた方がよいかもしれません。気分が悪くなってはその日の勉強に支障をきたすので。

読むだけではなく、手や耳、口も使うこと。

単語帳を読むだけではなかなか頭に入ってきません。そこで可能である限り単語帳を読むだけでなく、実際に単語をノートに書いてみたり単語帳の付属CDをつかってリスニングを行ったり、自分で発音してみたりしましょう。音源はCDが付属していなくても出版社のウェブサイトにある可能性も考えられますので探してみましょう。一切音源がないということはあまりないと思います。

書くことは2次試験の筆記試験対策にもなると思います。センター試験では単語を記述する必要はありませんが2次試験では記述しなければならないのでスペルミスをすると痛すぎる失点になります。とくに英作文が出題されている大学の受験生は要チェックだと思います。書いてみることで正しいスペルを覚えておきましょう。もちろん書き写す時に誤って覚えると元も子もなくなるので要注意です。

リスニングとスピーキングについては単語を覚えるのにも役立ちますがリスニング問題や発音問題対策にも効果があるのでお勧めです。ただし図書館や電車内ではスピーキングはできないですし、リスニングについても再生機器が必要なので時と場所を選ぶのが難点です。これについては仕方ないので家でやりましょう。

繰り返し取り組むこと。

一回やるだけで単語をすべて覚えたとか、見たものすべてを暗記できるとかそういう能力がある人はいます。ですがそのような才能がある人は非常にまれです。凡人には不可能な技です。ですが凡人でも何度も繰り返しいれば少しずつ単語を覚えられます。そしてこのような凡人でも東京大学には合格できます。ですからなかなか頭に入ってこなくてもあきらめずに努力を積み重ねることが最も大事なことだと思います。

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