さて新学期が始まるまでもうすぐ。引っ越し作業で忙しい新入生も多いと思います。そんな中で新入生の方々は大学に入って頑張るぞ!という気持ちが強いかと思います。しかしそんな受験生の皆さん、ちょっと待ってください。その意識の高さは「4月病」かもしれません。今回はこの時期の大学生がかかりがちな4月病とその対策について述べたいと思います。
そもそも4月病って
4月病とは4月になり、新学期が始まると異常に意識が高くなってしまうことです。意識が高くなるならむしろいいじゃんと思うかもしれませんがこの症状の厄介なところは本人のスペック以上に意識が高くなっているうえにしばらくすると醒めるところなんです。
具体例を挙げます。4月になると履修科目を選ばなければなりません。しかし4月病にかかっていると「あれも、これも」と授業をとりまくってしまうのです。4月の時点ではやる気に満ち溢れていますがこれもGWの連休が終わったあたりで醒めます。そうなると後に残ったのは必要以上に取ってしまった授業。もちろんテスト・レポートは学期末に押し寄せてきますので4月のテンションで履修したことを後悔することになります。
もう一つ典型的な具体例は本の購入です。4月病になると意識の高さから高尚なビジネス本やマナー本、純文学作品、語学学習本を無性に購入したくなります。憎いことにこの時期になると生協でもこういった本を目立つところにおいていることもあるので余計に買いたくなります。しかし4月病はすぐに醒めるため買った本はろくに読まず、金だけを浪費することになります。1冊あたりは手が出る値段でも複数買えばかなりの大金になるので学生としてはかなりの痛手です。
以上の例はアホな管理人の症例ですw。4月病の恐ろしさが分かっていただけたと思います。ではどう対処すればよいのでしょうか?
4月病の存在を認識&よく考えて行動
まずは4月病という症状をしっかり認識しておくことが大切です。これを知らないと4月の自分が本来の自分と勘違いし、大量の授業と読まない本の山に埋もれることになります。4月病を頭の片隅に入れるだけでも踏みとどまる可能性は上がると思います。
授業の履修や本の購入の際には4月病という単語を思い浮かべながらそれが本当に自分に必要なものか考えてください。授業については冬学期もあります。夏にすべての単位を取りきるつもりで勉強する必要はありません(先延ばしにしても困りますが)。買いたい本は真に必要なものですか?「いつか役に立つ」とか「そのうち役立つ」とか思ってもその本は読まれません。本棚の肥やしにならないかよく考えてください。
この時期の学生は誰もが意識が高くなります。4月病の可能性を頭に入れ、自分本来の能力を意識し一歩引いて物事を考えるのが最良の改善法です。
まとめ
意識が高いこと自体は悪いことではありません。しかし4月病は一時のテンションに身を任せた結果、時間やお金を浪費するから問題なのです。自分の本来の意識がどの程度なのかよく考えて行動するべきだと思います。
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