大学受験はまだ終わっていなくても、受かった時のことを考えて下宿先を考えなければなりません。はっきり言っていつ決めるか、どうやって決めるか結構悩みます。でも数年間使う下宿先なので適当に決めずにしっかり決めたいと思いますよね?今回は大学の下宿先の決め方についてメリットやデメリットも交えながら述べていきます。
受験時に追加で泊まって決める方法
これは大学受験が終わった後、すぐに家に帰らずにもう1泊し、次の日に不動産屋等を訪問し下宿先を探そうという方法です。せっかく大学のおひざ元にいるんだからついでに下宿先も決めちゃおうというわりと合理的な判断です。
まずメリットとしては交通の手間が省けるという点です。とくに自宅から遠い大学に進学しようとしている場合は有効です。わざわざ飛行機で行くような場合だと費用も時間も馬鹿にできませんからね。また、実際の引っ越しまでに時間があるので引っ越し準備に使える時間が多くなります。
この方法のデメリットとしてはもし合格できなかった場合に物件を解約する必要がある点です。しかし不動産屋は学生向けに合格前の仮契約のようなプランがついている場合も多いのでもし解約になった場合でも違約金等が発生しないかしっかり確認しましょう。
こちらは合格に絶対的な自信のある受験生や後期試験受験生、志望校との距離が遠い受験生にお勧めです。
合格後に現地に行って決める方法
合格発表があった後に大学の所在地まで行って決めるのも1つの手です。合格は決定しているので合否の不安はなく余裕を持って決めることができると思います。ただし、後期試験の場合は合格まで待っていたら授業に間に合わなくなるかもしれないので気を付けてください。
メリットとしてはやはり不合格による解約の可能性がなく、ゆっくり決めることができる点です。下宿先探しのためだけに1泊くらいすれば時間はそれなりにあるはずです。
デメリットは交通費など経費の面ですね。受験時に決めるパターンよりも1回多く遠征しているので費用は掛かります。また、次々と学生向けの物件は埋まっていってしまうのであまり遅くなるとめぼしい物件がなくなってしまいます。
こちらは合格にあまり自信がない受験生や、自宅と大学の距離がそこまで離れていない場合に有効だと思います。
生協の物件仲介イベントに参加してみる
それなりの規模の大学なら受験後に必ず大学生協主催の物件紹介イベントがあると思います。物件は基本的に学生向け賃貸しかないですし、生協の担当者や現役の学生が相談を聞いてくれたり、様々な不動産屋が集まっていたりするのでお得です。生協仲介のものなら怪しい物件等はおそらくないでしょうし、変な契約をさせられることもまずないでしょう。
もちろん生協を介さずに不動産屋に行くというのもありだとは思いますが不動産屋の軒先にあるような物件は「家賃が安い!」とみせかけて実は家賃以外の費用が高くなっている場合もあるので要注意。
必ず実物を見学してみよう
不動産屋に頼めば実際に物件を見せてくれるはずです。これは非常に重要なことで、不動産屋の資料のイメージとは違うという場合も結構あるからです。もちろん1日見学しただけですべて解決できるわけではないです。しかし写真よりも実際はボロかった、治安が悪そうだった、周辺施設がイマイチ、道路や電車の騒音がひどい…といったことになる確率をある程度は減らせると思います。私も物件見学に行った結果、電車の音がうるさく勉強できそうもないぁといった物件にあたったことがあります。時間が許す限り見学に行くべきだと思います。
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