大学生が教える個別指導アルバイトの探し方。メリットデメリットも紹介

大学生でアルバイトをするときに個別指導塾が候補に挙がることは多いと思います。しかし何を基準に選べばよいかなかなかわかりませんよね?今回は個別指導塾アルバイトの選び方について紹介してみたいと思います

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コマ給は時給換算で考える。昇給はまずない。

広告にはコマ給X円と書かれていることも多いですが、焦ってはいけません。1コマ1500円でも1コマ90分だったら時給換算で1000円です。東京都ではファミレス等でも時給1000円くらいなので個別指導塾としてはこの場合かなり安いです。(最低賃金が改定されたため東京で時給1000円以下の求人は原則消滅しました)

当然ですが時給は髙くて困ることはありません。所得税がかかるほど稼ぐつもりなら話は変わるかもしれませんが大学に行きながらそこまで稼ぐのは至難の業です。コマ給で給料が表示されている場合は時給換算で考えましょう。90分なら計算しやすいですが場所によっては1コマ70分とか80分とかもあり得るので電卓を使うことをお勧めします。

なお昇給ありと書いてある場合もありますが院に行かなければ最大でも4年、キャンパス移動考えたらそれ未満の在籍にならざるを得ないという現状学生バイトが昇給を望むのはまず無理です。よほど優秀な人なら別ですが期待はしないほうがいいです。

家か定期区間内で!交通費は出ないことも…

家から徒歩、もしくは自転車で通勤できる場所にしましょう。もしくは大学の定期区間内の塾にするべきです。理由は交通費です。

広告には交通費支給と書いてあっても面接では「交通費出ません」と平然と述べてくるバイト先があります。あきらかに向こうが悪く詐欺としか思えませんが残念なことに使用者が絶対的に有利なため泣き寝入りするしかないのが現状です。面接の段階で「交通費が出ないなら遠慮させていただきます」というのはかなり勇気がいると思います。もちろん交通費が出るバイト先もありますが広告はあてにならず、面接に行くまで分からないので最初からないものと考えた方が無難だと思います。

付随業務・時間外業務の確認は必須

授業以外にも付随業務が発生する場合があります。報告書の作成や保護者面談、生徒の見送り、採点等です。しかしこれらの業務があるかどうか、ある場合に給料が発生するかどうかは塾次第です。あったとしても業務給は個別指導ほど時給が高くない可能性もあります。過剰な付随業務があるために実質的な時給がかなりしょぼくなってしまう場合もあります。面接で聞くのは当然ですが面接官が正直に言わない可能性もあるのでネットや知り合いに聞いて調べるべきです。

持ち帰りの業務についても要注意です。予習や学習スケジュール・教材作成などがあげられます。

服装も要注意

服装の規定が結構細かいところもあります。スーツ革靴必須だったり、指定のユニフォームを着たりです。後者はともかく、スーツは面倒です。学校にスーツで行くとしわになるし、かといって一度家に帰るのは面倒だし…となります。そういった場合を考慮してスーツを控室においていい場合もあるので要確認ポイントです。

予備校のレベルと自分の実力・学歴を考える

予備校によっては極めて高レベルな講師しか募集していない場合もあります。学歴フィルター、医学部フィルター、帰国子女フィルターがあると門前払いされて不快な思いをします。

フィルターを通ったとしても大学生はどんどん受験の記憶が消えていくので要注意です。東大合格しても東大志望者を教えられる学力があるとは限りませんし、最悪生徒の方がレベルが高いなんてことにも…。

また地方出身者はもう一つ注意点があります。とくに都市部の大学に進学した場合はなおさらですが、学校のカリキュラムが全く違う可能性があるという点です。教育指導要領があるはずですが難関私立小・中・高はすさまじいスピードかつレベルで授業が進むので地方学校の常識は通用しません。方程式を使える小学生、原点を通らない2次関数を知っている中3など何でもアリだと思ってください。

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