[大学受験]化学(化学基礎)概要

化学(化学基礎)は4教科あるうちの理科科目の一つです。暗記量も地味に多くそのうえ計算問題もあるので文系生は苦手とする人が多いのではないでしょうか。

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化学について

生物の記事でも述べましたが化学、化学基礎ともに選択科目です。配点について、文系は化学基礎50点、理系は化学100点です。2次試験は文系で出題されることはありません。理系では難関大学なら理科の試験の一環で選択する人は多いでしょう。東京大学理系の化学の配点は60点です。

化学は理科の中では物理と並んで万能な科目という印象です。生物や地学が選択できない大学はあっても化学が禁止されている大学はほとんどないと思います。

化学の受験戦略

苦手な文系生が多そうな教科です。暗記量も社会科よりはましかもしれませんが地味に多く、計算問題に至っては理解不能という人も多いと思います。とはいえ計算問題については繰り返し練習して慣れてくれば基本的な問題についてはほとんど間違えなくなるはずです。

しかし、文系生の化学基礎は生物基礎と同様配点が多くありません。このことは頭に入れて勉強するべきでしょう。満点を取っても50点です。世界史の半分、英語の4分の1です。センター重視の大学なら力を入れなければなりませんが2次試験重視の大学では相対的に重要度は低いです。足切り点を気にする場合や合格最低点付近の受験者は化学に左右されることもあるので非常に扱いが難しい教科です。

とはいえ無勉でいって玉砕するのは避けた方がよいでしょうから基本的な事柄は身に着けておいた方がよいと思います。センターなら基本事項だけでもそれなりの点数は取れるでしょう。センターで出題されるかどうかは分かりませんが、もし難問・奇問が出たとしてもそれはしょうがないと割り切りましょう。

他の教科との兼ね合いを気にしながら効率的に学習して点数を確保していきたい教科だと思います。

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