キャラデザ和泉つばす先生のファンという理由で見始めたリステージ。これが思いのほか出来がいい。アイドルアニメは星の数ほどあって激戦区ですがあんまり話題にならないのはさみしいので感想を書いていきます。
主人公、式宮舞菜の転校から物語はスタート
主人公の転校から始まるのは王道中の王道です(まぁその前に聖地の高尾周辺の風景が良く描写されています)。ただ、中学1年の春に転校はまずありえないということでこの時点でなんかトラブルがあったことはお察しできます。というかアイドルの映像を露骨に避けてましたし。
演出は「おっ特殊OPか」と思ったらまさかのアニメ内のテレビ映像で突然現実に戻ったのは笑いました。
校内案内と謡舞踊部
そんなこんなで一瞬で転校1日目が終わり、テンプレメガネの生徒会委員の長谷川実に校内を案内されることに。このメガネキャラはなんか公式サイトで見たことあるようなキャラだなー(棒)。
分校なのに部活充実しすぎなのは驚きを隠せない…大学か何か？サバゲ部とか現実だったら絶対外野が文句言ってくるつですやん。ラーメン研究会、チャーハン研究会、餃子研究会は本当に活動してるんですかねぇ。実質帰宅部でしょ。
そして辺鄙な場所にある教室で着物を着ている和菓子枠？の市杵島瑞葉と出会います。「くっつけて謡舞踊部」というサブタイ回収を綺麗に行った後の舞菜のちょっと引いている顔がかわいかった(小並)。
部室では部長の瑞葉にセクハラされたり入部届に無理やりサインさせる詐欺に強烈なノリツッコミをきめたりしてる間に舞菜と同じクラスの月坂紗由がやってきます。将来はキマシタワーを立てそうな雰囲気ですがここでは同じクラスなのに気が付かなかったというナチュラル畜生発言をおみまいした模様。
謡舞踊部は廃部寸前と想定通りの状況で、気を利かせた舞菜が入部を志願。しかし紗由は活動内容すらしないのに入部するのは反対のようです。意識高いっすね。その後に言い過ぎたとお互い謝罪しまくるシーンも初対面の初々しさがよく出てます。
結局部長の妥協案で体験してから入部を決めることに…。
謡舞踊部はアイドル部だった
謎すぎる謡舞踊部の活動の一環で、紗由がダンスと歌を披露。中学生のクオリティちゃうやろ！と感動…の前にCGでも止め絵でもない手書きダンスに一番感動してしまう情けない自分…。
そして紗由と一緒にダンスすることになるのですがそこで舞菜は紗由と互角に渡り合い、周囲を驚かせます。とくに紗由ちゃんはさっきまでピリピリしてたのにもう舞菜に対して堕ちたのが分かるくらいに感心します。
しかし謡舞踊部がアイドル部でプリズムステージを目指しているとわかると舞菜の態度が急変、突然帰りだしてしまう。そして冷静に個人情報を特定し本校の式宮碧音との関係を勘ぐりだす部長。現代社会のプライバシー保護の怖さを見せつけます。
紗由は舞菜を追いかけて一緒にアイドルを目ざそうと告白説得に当たります。踊っていた時に感じていたのはインスピレーションじゃなくて百合の波動だと思うぞ。
しかし取りつく島もなく振られる紗由。しかしあきらめられずにバスを追いかけますが追いつけるはずもなく説得は失敗…かと思われましたがそんな紗由の姿に舞菜も心を打たれます。
入部へ
翌日、部長にストーカー扱いされショックを受ける紗由。いろいろ舞菜に聞こうと思ったけど一緒にアイドルやろうとしか思い浮かばなかったってし、胸のドキドキが鳴りやんでいないって完全に堕ちてますよ(2回目)。
そして部室に来た舞菜も告白っぽい雰囲気で入部の意志を告げる…というところでおしまいです。
まとめ
初回から2人のなかなかレベル高いやり取りが見られたので満足です。作画もいいし挿入歌もいいし、テンポもいいです。この手のアニメは仲間がそろってからの関係性が大事だと思うので。まぁ一話から紗由と舞菜はいい意味で飛ばしすぎだと思いましたが。
シリアス成分は多分そこまで国内と思うのでアイドルアニメとしてみるだけでなく日常系アニメとしてみても悪くないと思いますね。
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